太極拳で体温が上がるわけ
先日、太極拳の稽古前と後の体温変化を
サーモカメラで撮影していただく機会に恵まれました。
いつもの、熊野児童遊園での稽古です。
ウォームアップのスワイショウから
99式を一通りおさらいして
短い休憩を挟み
後半の下勢が3回出てくるパートを練習し
短い休憩を挟み
後半の下勢が3回出てくるパートを練習し
最後に推手をやりました。
じゃーん!!
上記がその結果です!!
前腿が青から真っ赤に、
顔は赤を通り越して白くなってますね!!
この映像は、2016年1月26日の「とくダネ!」(フジテレビ)で放送されました。
番組では自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生の解説がありましたが、
ゆっくりした運動で体温が上がる仕組みは・・・
ゆっくりした運動のときは、深い呼吸をしやすい。
ゆっくりした運動で体温が上がる仕組みは・・・
ゆっくりした運動のときは、深い呼吸をしやすい。
深く呼吸をすることによって
副交感神経優位(リラックスした状態)になる。
すると、筋肉が緩む→血管が広がりやすくなる→血行が促進される→体温上昇、
というわけです。
だから激しい運動をしなくても体温は上げられる、
ということでした。
下半身をしっかり使い、
大きな筋肉を動かすから
体温が上がるのだと思っていましたが
呼吸のしかたも
体温上昇に一役買っているんですね。